当サークルにおいては、18歳未満の方の年齢指定作品の御購入を防止するため、イベント会場での販売時は、写真付き身分証明証の提示をお願いしております。
以下、その内容の御説明です。
※
『』部分は、赤ブーブー通信社様の
『R18読本』(初版)からの引用です。(引用許諾済)
■写真付き身分証明書とは■
明瞭に撮影された御本人の顔写真が添付された、生年月日が分かる公的な証明書をいいます。
具体的には、「学生証」、「運転免許証」、「パスポート」、「写真付き住基カード」などが相当します。
上記のうち、最も簡単かつ安価に取得できるのは、「写真付き住基カード」です。
市町村によって差異はありますが、おおむね手数料は500円で、申請から2〜3日で発行されるところが多いようです。
以下、標準的な手続きです。
1.住民票のある市町村の役所に行き、申請書を記入
2.登録住所に郵送される本人確認書類に必要事項を記入
3.上記の書類を役所に持参すると、住基カードが交付される
なお、交付には、「2種類の身分証明証」と「6ヶ月以内撮影の証明写真」が必要となりますが、この身分証明証は、社会保険証、クレジットカード等で良いようです。
また、証明写真についても、役所でその場で撮影してもらえる市町村もありますので、かなりお手軽です。
(詳しくは、各市町村の窓口にお問い合わせ下さい。)
■何故、身分証明証の提示が必要なのか■
青少年健全育成条例等によって、18歳未満の青少年が、成人向け作品の閲覧をすることは禁止されているからです。
以下、青少年健全育成条例の説明です。
『各自治体によって細かな差はありますが、基本的な目的として、18歳未満の青少年の成長に悪影響を及ぼすであろう様々な事象への接触を制限する内容になっています。
同人誌に関係あるものとしては、成人向けの作品には、表紙へのその表記と閲覧・購入させない為の努力義務が課せられています。
(中略)
なお、この条例において、18歳未満の青少年がみずから違反した場合、罰則は免除され、責任は大人側に向けられます。』(p30・中段)
■18歳未満なのに、年齢を偽ってR18作品を購入したらどうなるか■
18歳未満の方が年齢を偽って購入された場合でも、条例の規定上の「被害者」は、あくまでも「18歳未満の青少年」で、本来、偽られた側であるサークルが「加害者」となり、罰せられてしまいます。
そのような事態を避けるためにも、身分証の提示及び確認に御協力下さい。
『18歳未満に18禁本を売っちゃったら、条例ではいかなる理由があろうとも、まずは売った側が悪いにされるからね。もちろん、買った側には買った側で、別にお叱りがある話だけど、それはあくまで別の話で、それで売ってしまったという事実は消えないんだよ。
(中略)
条例は条例として存在しているわけで、何の呵責もなく軽い気持ちで(18歳未満の青少年が)18禁本を買ったことで、他人を陥れるにも等しい結果を生むのもまた事実なんだよ。』(p49・中段)
『読者の方で年齢を偽って18禁同人誌を買っていかれた場合、結局サークルも罪に問われてしまう。それどころか、シティだのコミケットだのとイベント側も1イベントの責任という範疇では済まなくなってしまう可能性が大きい。
わかりやすい例を挙げれば、会場が同人誌即売会そのものに貸してくれなくなるかもしれないとか、そういう話だ。』(p40・上段)
また、18歳未満の方が御自分で購入される場合のみならず、
18歳以上の成人が、R18作品を代理購入して18歳未満の方に渡す行為も、決してしてはいけません。
「18歳未満の青少年にR18作品を頒布・閲覧させること」そのものが、地方自治体によって規制されているため、代理購入された方が罰せられることになります。
■通信販売の場合、どうするのか■
当サークルでは、R18作品の御購入を希望される場合、通販のお問い合わせメールにお名前、住所に合わせて、生年月日を記載していただくようお願いしています。
このお問い合わせメールは、原則として3年間保存し、また、本をお届けする際には複写式の納品書を必ず添付して、その控えを保存した上で、通販に関するお問い合わせにや確認には、常に対応できるように務めています。
以上、一通りのことを記載しましたが、更に御質問等がありましたら、適宜、文章を追加しますので、遠慮なくお問い合わせ下さいませ。
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